どもどもー、日本のみなさん元気ですか。もうこの挨拶にも飽きたんでこれで最後にします。(笑)
今週は色々な新しい人と会ったり、何か新しいことが始まりそうなミーティングがいくつかできて、有意義な1週間になりました。とはいえ新生活にも慣れて、弱さや迷いが出てきたのも事実です。今日はそんな話を。
今回のブログは思ったことを徒然なるままに書き殴るのでいつも以上に読みにくいと思いますがご了承下さい。
正直申し上げますと、今週序盤、僕は少し腐ってきてました。理由はいくつかありまして。
まず、そんなに授業が厳しくないんですよ。たまに分からない単語にも出会いますが、教師は手加減して話してくれてるし、課題もそんなに多くないです。
そして、周りのモチベーションの低さです。海外の大学って結構どこも厳しいイメージだったんで、学生もみんな意識高いのかなと期待していたのですが全くそんなことはなくて、間違いなく僕がクラスで一番勉強してます。まあメディアとかアート系が強いとはいえ大した大学じゃないんで仕方ないですけど。
あとは、金曜日とか土曜日同じ寮のみんなで飲み行ったりクラブ行ったりするんですけど、僕は勉強するために途中でいつもクラブ行く前に帰って来てるんですよ。もちろん勉強集中するためにお酒も一滴も飲んでません。
と、上記の理由から、孤独感というか、退屈さを感じて少し落ち込んでました(笑)。
あーもう流されちゃった方が楽なのかなーとか、上手に友達付き合いしながら、日本人とも日本語で仲良くしながらみんなでワイワイやる方が確かに利口だよなー(笑)と。
月曜火曜は特にやばくて、いつも行ってる図書館にも行かず、部屋に篭ってNetflix見たり読書したりウジウジ一人で悩んだり。。。
でも、こっち来て少しは強くなれたんですかね。
すぐ気づきました、お前それ、違うだろうと。逃げてるだけだろうと。
上記の理由は全て言い訳、逃げるために自分が作り出した幻想に過ぎなくて、すぐ落ち込んだり自分を疑ってしまうのは、自分自身が弱いから、覚悟と努力が足らないから!!!!!
自分が本当に一番イライラしていたのは、環境にでも、授業のぬるさでも周りの奴らでもなく、そのぬるま湯に浸かっている1人に過ぎない自分に対してでした。
吉田松陰は盗んだ小舟を黒船横付けし、泳いで乗り込んでまで留学しようとした。バレたら死ぬかもしれない、殺されるかもしれない。かつて一般人が日本の外を見ようと思ったらそれだけの覚悟を、文字通り命を賭す必要があった。
現代に生きる僕たちはどうだろう?お金を払ってある程度の条件をクリアすれば留学なんて容易に出来る、これは先人から見たらどれだけ幸運なことか。それなのに俺は環境に文句を言って、ともすれば日本語でコミュニケーションのとれる人達と群れて自分からぬるま湯に浸かろうとしていた。なんてバカなんだろう。
周りのモチベーションや環境なんてそんなの自分の成長やモチベーションにはなんら関係ない。それにイライラしてしまうのは、自分の成長に集中できていない証。余裕のある証。努力しているフリをして、サボっている証。
どこにいても、どんな状況でも出来ることはあるんだ。
他人なんて本当にどうでもいい、俺は一体この国に何をしに来たんだ。
僕の大好きなColdplayとThe Chainsmokersのコラボ曲Something Just Like Thisの歌詞に
Where’d you wanna go?(君はどこに行きたいの?)
How much you wanna risk?(どれだけのリスクを取りたい?)と言う一節がある。
ここでこれらの問いにしっかり自分で答えを出さないと、この先には進めないなと確信した。
何度自問自答しても出た答えは一つ、俺は行けるところまで行きたい。
小学生のとき、親父のカメラに触らせてもらって、何度かシャッターを押した。
ちょーーーーー気持ちよかった。正直そのとき夢中になってやってた野球とか比にならないくらい面白かった。
中学生のころ、生まれ育った小さな町の小さな本屋で見つけたNational Geographic、そこには僕の知らない世界が無限に広がっていて、極東の島国を出たことのない少年を拉致して、毎月世界中を旅をさせてくれた。
高校生のとき見た映画 The Secret Life of Walter Mittyも、去年見たUnder An Arctic Skyも本当にワクワクした。
作る側に回りたいと思った。旅をして、写真を撮って、みんなをインスパイアしたいと。
心の底では、自分のやりたいことを知っていた。でも怖くて踏み出せなかった。誰にも打ち明けられなかった。否定されるのが、自分の限界を知ってしまうのが怖くて、踏み出せずにいた。
でも幸運なことに僕は一度諦めたフォトジャーナリズムという分野を、その分野で一番強いイギリスの大学で学ぼうとしている。きっとこれがラストチャンス。
何かを得ようと思ったら、何かを捨てなければならない。惜しまずに、思いっきり。
きっとこのままこの大学で、中途半端な奴らと中途半端な勉強を続けたとしても、日本に帰ったら褒めてくれる人はいるでしょう。海外の大学を卒業するってそれなりに名誉なことだし、そんなに多くの人が出来ることでもないし。
それなりに友達を作って楽しく4年間過ごして、無難に敵も作らず、死んで行く。
そして、忘れ去られる。
そんなのゼッテーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー嫌だ。
長くなりましたが、というわけで僕は全てを捨てて、英語も写真も0からもう一度学びたいと思います。
日本語で意味を調べて、単語覚えてっていうこの勉強法の先に、ネイティブと対等に議論できるような未来はないし、こっちで仕事を取れるようにもならないでしょう。
だから、バカだと思われても、狂っていると思われても、限界まで勉強して、写真撮って、人と会って、旅をする。
そうやってもっと人間くさく、小さくとも、弱くとも、あらゆる可能性を出し切り、まっすぐに、逞しく生きたいなと。流されずに、全て賭けて、世界で勝負したい。
というわけで1年後の大学選択でガチでマジの大学選べるように写真と英語頑張ります!
ではまた来週!グロスター大聖堂の話は次回また!


